お祭り知ってますか?

どうも荒川鯉師です。
今の時期は全国的にお祭りフィーバーです。私の地元でも町内会規模から市内規模まで様々なお祭りが行われていますが…『本来のお祭り知ってますか?』まぁこんな事を言うとまた叩かれると思いますが、私が感じた事ですんでいいか。
お祭りとは元々突発的に蔓延する疫病や自然災害などを神力で抑えていただこうとして始まった事である。ですから御神輿に神様が入って戴き、町内を練り歩く事で神力を隅々まで浸透させているのですよ。私が過去に掲載した『土着呪術』2011-08-22)も神力を用いて盗人を成敗をしようとした民俗儀式なのである。
そんな本来の意味を持つお祭りがただのカーニバルと化したのが顕著に現れたのが東日本大震災の年の夏である。
記憶に新しい方もいるかと思いますが、全国のお祭りは自粛・縮小をした事を…。これはこれで正しいと思う反面、本来のお祭りを理解していないのが露呈した。
前にも説明したが、本来のお祭りとは『御祀』の事であり、自然災害を神に『奉納』し今後の自然災害を抑えていただく、それがお祭りなのである。
隅田川花火大会。これは、元々江戸時代に発生したコレラによって亡くなった人を弔う為の花火でした。所謂『邪気払い』にあたるのではないのでしょうか?まぁ去年は期日が遅れましたが、打ち上げてくれました。これは本来の意味を知っての決行ではないのでしょうか?
是非ともこの機会にお祭りの意味を理解し、出店で遊ぶのがお祭り、友達と夜遊びをするのがお祭り…と言う考え方を直してはいかがでしょうか?