日本海おけさ紀行-2

どうも荒川鯉師です。
2日目を迎え、前日に旅館の従業員から「向かいにある森に放鳥されたトキが巣を作ってまして…」の言葉に(「やっぱり自然界に放たれたトキが見たい…!」)と内なる野望が燃え、朝5時半ぐらいから旅館の廊下から観察していましたが、そんな簡単には見れないものです。

朝食を食べ終え、一番最初に向かったのは、感の良い方は分かるかと思いますが、二ツ岩大明神へ参拝に行きました。二ツ岩大明神については、4年前の紀行をご覧いただければ良いかと思いますが…社務所が燃えたままでした…。
4年前とは景色が変わっているなぁ…と本殿へ向かうと…屋根が落ちかけているではありませんかぁ…。
4年間と言う月日はここまで残酷なものなのかと心に傷を負いながら次に向かったのは、佐渡金山へ観光に行きました。

前回は江戸時代採掘のコースしかめぐっていなかったので、明治時代の官営コースも巡れてよかったですが…もはや見学コースの様子が、仕事の現場にしか見えない事が多く「これはこうやって使うんよ。」と言う場面が多々…。
ここでは仕事からの傷をえぐる結果になりながら向かったのは、佐渡国式内社9座と呼ばれる神社をめぐる事に。
やっと我々らしくなった旅だが、時間も午後になり参拝出来る社も数少ないと考え、近場に鎮座している神社を参拝する事に。
参拝させていただいた神社は以下の通りです。

  1. 渡津神社
  2. 大目神社
  3. 真野宮
  4. 大膳神社
  5. 御食神社
  6. 飯持神社
  7. 腰敷神社
  8. 物部神社
  9. 熱串彦神社

これらの神社は後程じっくりと紹介致します。
最後の熱串彦神社を巡った時にはもうすでに18時を回り、そのまま旅館に戻り充実した2日目は終わりを迎えた。神社を巡れたことはこの上ない幸せなことだが、半野生のトキが…見たい!飛んでいるのでも、田んぼでドジョウを啄んでいる姿でもどちらでも良いので、トキが見たい…!トキなだけに時が刻一刻と…。