会計検査院お見事!

どうも荒川鯉師です。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、まぁ自分のエゴで書いている部分も大きいのでたまたま通り掛かった方が、何の気無しに見てもらうのがベストかと思います。
さて本題ですが、10月26日のNHKニュースでこんな事を報道していました。『全国の堤防 約20か所でかさ上げ不十分 会計検査院(参考:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171026/k10011199031000.html)かさ上げ不足と言ったら、埼玉県志木市を走る国道463号線 羽根倉橋西側信号の所…。あそこはまさに国道の縦断によるかさ上げ不足なんですよね。するとニュースでさっそく「埼玉県内の荒川では…」とこれは激熱展開です。志木市側・富士見市側とかさ上げ工事をしてここで止まって(竣功した?)しまったかさ上げ工事にNO!が突き付けられたんですね。
とは言っても、かさ上げ工事をするのに大変な工事が必要になりそうです。かく言う自分も工事する側の人間になったので、もし羽根倉橋のかさ上げ工事を任された計画しようか考えたのですが…まぁ、南畑横堤(参考:http://d.hatena.ne.jp/b01012045/20110130/1296378265)は壊せないので…あのまま南畑横堤ごと盛土にしてかさ上げにすれば良いとして、県道215号線も同時にかさ上げしなくてはなりません。そうすると、年単位の工期が必要になってしまいます。さすがに国道を年単位も通行止めにすることはできないので、片側交互通行で何とかしのぎ後はう回路を…う回路?あぁ、254バイパス(和光富士見バイパス)があるじゃないですか。え?まだ出来てない?俺が志木を出てから何年経ってるんだよぉ〜。まぁ、それは仕方ないとして、秋ヶ瀬橋と治水橋に迂回をさせるとなると、慢性渋滞が発生しますので何らかの形で地元住民との軋轢が生じますね。自分が前持ってた現場でも結局は説明会を開こうが現場見学会を開こうが、一人の不満が大きくなって、弁護士と話し合いになるんですよ。また、仮橋を造ったとしても、夏季の出水期は使えないし…。
これは、難しい工事になりそうです。
まぁここは、堤防かさ上げ工事を途中で放り投げた国土交通省関東地方整備局にNo!と言った会計検査院スタンディングオベーション!ありがとう!