埼玉県水道ジアルジア不検出

どうも荒川鯉師です。
群馬県企業局は26日夜に、群馬県浄水場の県央第一水道で浄水した水道水から、下痢や腹痛の原因となるおそれがある病原性原虫ジアルジア1個体を検出した。同局は給水は止めず、緊急放送で「生水としては飲まず、煮沸してから飲んでほしい」と放送した。
浄水場利根川を水源とし、群馬県内の前橋市高崎市吉岡町榛東村に給水している。同局は対象市町村と連携し、広報車を走らせ、煮沸してから飲むよう注意を促している。健康被害などの報告はないという。
同じ利根川から取水している埼玉県でも調査が行われた。その結果、行田浄水場、吉見浄水場庄和浄水場、大久保浄水場、新三郷浄水場では不検出と言う結果が出ているが、ホルムアルデヒドの件もあったので時間差での侵入を考慮し、引き続き調査をして欲しい。

※…ジアルジアは、人や哺乳類の腸に寄生する、大きさは長径8〜12マイクロメートル、短径5〜8マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリメートルの千分の一)程度の大きさの原虫です。人間を含む多くの哺乳動物の小腸に寄生し下痢や腹痛を引き起こすことがある。感染した動物の糞便から外に排出される。河川の水にも動物を介して混入する可能性があるという。