志木市修繕費着服事件(仮称)

どうも荒川鯉師です。
本日は私の誕生日なのですが、それよりもコチラのニュースの方を論ずるべきだと思いまして…。
と言う訳で今回は志木市修繕費着服事件』(仮称)を紹介致します。なお、下記の記事は埼玉新聞に掲載されていた内容です。それではどうぞ。

志木市職員ら詐欺容疑で逮捕 工事代金水増し/県警

志木市発注の公共工事をめぐり、業者に工事代金を水増しして請求させ現金をだまし取ったとして、県警捜査2課と朝霞署は16日、詐欺の疑いで、同市中宗岡2丁目、志木市事務管理課主査を務めていたH氏(43)=現水道施設課主査=と、市内工務店社長Qの両容疑者を逮捕した。県警は容疑を裏付けるために、志木市役所などを家宅捜索した。
両容疑者の逮捕容疑は、昨年10月ごろ、同市が随意契約で発注した「庁舎3階暗室修繕」「庁舎西側車止め補修他修繕」の2工事の工事代金を水増しして請け負い、市から2工事の代金計約70万円をだまし取った疑い。
同課によると、工事を請け負ったのはQ工務店が事実上経営する「R社」。同課は70万円のうち水増し分は約20万円に上り、ほとんどをH容疑者が受け取っていたとみている。2人の関係は2010年8月にH容疑者が事務管理課に異動してからとみられる。同工務店などの工事の受注総額は数百万円に上り、水増しを繰り返していたとみて、同課は捜査を進める。
事務管理課は市役所の修繕、補修など庁舎の維持管理を担当し、年間予算は1千万円。H容疑者は見積書から工事業者を選定できる立場にあり、H容疑者はQ容疑者が持参した見積書を2人で見ながら水増し額を決めていたという。
両容疑者とも容疑を認め、H容疑者は「飲食代などの小遣いが欲しかった」と供述。Q容疑者は「Hさんに頼まれてやった。不正だと思ったが、断ったら市から仕事がもらえないと思った」と話しているという。


埼玉新聞 4月17日(水)付

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2013年5月7日にQ工務店社長に関して嫌疑不十分で処分保留 釈放となったため、工務店社長に関しては名を伏せさせていただきます。

2014年3月26日:編集