明治神宮

どうも鯉の子です。
さて今日は、高校の友人達と一緒に明治神宮へ行きましたが、いまいち明治神宮とはなんなのかと分かっているのかいないのか曖昧なので、今回は明治神宮についてまとめてみました。

明治神宮

明治神宮とは東京都渋谷区にある神社で、明治天皇昭憲皇太后を祭神としています。所謂天皇皇后両陛下を祀った神社と言う事になりますね。また、初詣では例年日本一の参拝者数を集めJR山手線原宿駅では正月になると臨時ホームが使用されます。また天皇関係者しか使えない『宮廷ホーム』があり天皇皇后両陛下が御用列車で来れる様になっております。実は明治神宮『宮』の字の『呂』の中間の線が入らない『宫』と言う特殊漢字であることはあまり知られていない事かも知れません。
1912年(明治45年)に明治天皇崩御し続いて、1914年(大正3年)に皇后であった昭憲皇太后崩御した為政府は1915年(大正4年)5月1日、官幣大社明治神宮を創建する事を発表しました。この土地には元々近江彦根藩井伊家の下屋敷のあった場所で、明治維新後に井伊家から政府に対して献上されたものであり、その面積は約70万㎡と言われる。
境内のほとんどが全国青年団勤労奉仕により整備されたもので、現在の深い杜の木々は全国よりの献木を青年団が植樹したものです。その後第二次世界大戦の空襲で本殿を含む殆どが焼失してしまうが、1958年(昭和33年)10月31日に再建され現在に至っています。

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第二回諏訪紀行を共にした友人Sは「天皇ってなんか苦手なんだよな」と言っていましたが、まぁ人それぞれですが神社を調べるにあたってはほぼ100%の確率で天皇が現れるんですよね。やっぱりそれは天皇陛下が敗戦まで『現人神』としてこの日本に居たからなんですよね。だから戦時中は天皇皇后両陛下の分社として『奉安殿』が各小学校に配置されたり、御真影と言われる写真を分神として祀る(今の北朝鮮。よく学校の黒板の上に金親子の写真が飾ってありますよね。)事もあり空襲でその御真影が焼けてしまう時、教師が燃盛る校舎に飛び込み御真影を守ったが、その教師は亡くなったと言う話しは全国各地に残されている。
あぁだから東方風神録5面道中の秘術「グレイソーマタージ」東風谷早苗)のバック絵に菊紋があしらわれているんですね。神社=天皇と言う位置関係が確立し、しかも東方風神録にもそれを裏付ける事象が残っている事は、郷土史研究及び神社研究の立場から認識しなくてはいけませんね。