あれから67年

どうも鯉の子です。
本日は、米軍が行った絨毯爆撃空襲東京大空襲の忌年日でございます。325機ものB29爆撃機が東京・下町一帯を焼夷弾を用いて火の海にし、死者8万人とも10万人とも言われていますが67年経った今でも定かではありません。
東京スカイツリーのお膝元、墨田区太平に私の親戚が眠るお墓があるのですがそこの境内には名も解らぬ方が眠っている東京大空襲戦没者慰霊碑』が建っております。毎年この時期になると多くの顕花が添えられています。
去年、墓石の建替をして今では綺麗な墓石になっていますが、前までは戦火を浴びた真っ黒い墓石でした。大谷石で出来た墓石は黒く焼け焦げていまして、当時の戦火を今に残していました。また墓石にチョンと触るとたちまち崩れてしまいますので墓磨きは出来ません。すると墓石が無くなってしまいますから…。
戦火を乗り越えたお墓と建設途中のスカイツリーを見るとどこか『時代の流れ』と言いますか、どこかスカイツリー『平和の象徴』に見えてしまうんですね。まぁ本来の平和の象徴は『東京タワー』ですけどね、墨田区からは見えませんから。