人気は何処から…

どうも荒川鯉師です。
本日の埼玉新聞にこんな記事が出ていました。

志木のゆるキャラ「カパル」12年目で人気急上昇

 財団法人志木市文化スポーツ振興公社の公式キャラクター「カパル」の人気が、誕生から12年目で急上昇している。長い不遇の体験や独特の言葉使いなど、公社のキャラとは思えない「ギャップ」が理由のようだ。
 カパルは当時の職員が、机の上にあったメモ用紙に何げなく描いたカッパのイラストが原案。「志木市は河童の民話があり、理事長らスタッフも「キャラクターでいいのではないか」という生まれながらの『ゆるさ』で2000年に誕生した。名前はかっぱの「か・ぱ」、公社が管理する市民会館パルシティの「パル」を掛け合わせて命名された。
 しかし当時は本格的なゆるキャラブーム到来の前。名刺や封筒に登場するだけで、名前すら忘れかけられる約10年の“下積み生活”を余儀なくされる。
 転機は昨年の6月。同会館の公式ツイッターで「うちにもキャラがいる」と何気なくカパルを紹介すると注目の的に。昔は理解されなかった「短い手足」と「ぽっちゃり二頭身」は、今では、ゆるキャラの「王道」。誕生方法や苦労話もうけて一気に返り咲きへ。今年は年賀状が40通、10個以上のバレンタインチョコが届いた。
 長い経歴がありながらも他のキャラからいじられてしまう滑稽な姿と哀愁、それでもかしこまらずにちょっかいを出す旺盛な好奇心も人気の理由。カパルはしゃべれないがツイッターなどでは「ありカパール(ありがとう)」「カパにちは(こんには)」などのカパル語も使い、会館の山口太郎館長(40)は「自由奔放なところがファンのツボにはまっているんだと思います」と話す。すでに約1400人のフォロアーがいるという。
 イベントの出演依頼を見据え東京スカイツリー(東京都墨田区)の真下にある、おしなり商店街振興組合の関係者が会いに来るまでになっているが、カパルはもちろん志木市を忘れてはいない。姿を見せなくなったアザラシの「志木あらちゃん」に変わって市を盛り上げようと、まずはあらちゃんに交付された特別住民票が欲しくて「カッパにも住民票を!」と熱望している。

 平成24年5月9日付、埼玉新聞

                                              • -

と言う訳で我志木市には約3匹のゆるキャラが存在している訳ですが、このカパルはキモカワイイを通り越してなんか怖いんですよね。まぁ12年の保存期間があった訳でして、今のユルキャラは目デカ・口デカが主流ですから、違和感があるのは当然でしょう。