人身事故とは

どうも荒川鯉師です。
最近人身事故が多いです。1日1回は首都圏のどこかで発生しています。なぜこの季節に人身事故が多いのかと言うと『鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー』(著者:大井良)を元に読み解いていきますと、まず最初に五月病が要因だろう。新しい環境に馴染む事が出来ずうつ病適応障害を患ってしまうのである。また、六月になると『梅雨』と言うじめじめしたこの季節も関連があるみたいです。
さて皆さんは『人身事故』と言っていますが、正式名称は『鉄道人身障害事故』と言うんだそうですが、一般的には人身事故で通ります。
それでは、何が人身事故として取り扱われるのか、見てみましょう。
1:ホームからの転落
2:ホーム上での列車との接触
3:線路内への立ち入り
4:列車発車間際の駆け込み乗車
5:踏切の無理な横断(直前横断など)
6:自殺
7:殺人・殺人未遂
8:保線作業時の見張り不十分
9:列車組成・増解結時の車両との接触や転落
10:列車からの転落
が挙げられます。いずれも防げる事故ですが、防げていないのが事実です。予算上の問題など課題はありますが、ホームドアの設置によって上記の多くが激減できるのではないのでしょうか?8番の保線作業時の見張り不十分事故は、労働災害に指定される為KYKなどを徹底すればいいでしょう。
鉄道自殺者の多くは「社会の歯車を狂わせて死ぬ」と言う考えの方が多いと聞いた事があります。確かにダイヤが狂って多くの人に迷惑を掛けますが、たかが1時間〜2時間の話です。たかが1、2時間の為に人生を失いますか?




鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー

鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー