みちのく岩手紀行6

どうも荒川鯉師です。
本日は日本原風景『遠野』へ向いたいと思います。駄文だが、東方projectの世界でも遠野幻想物語『少女が見た日本の原風景』など遠野と東方は近い関係にあるのではないかと考えられる所があります。
さて道筋がずれましたが、北上駅で車を貸り(遠野・花巻で貸出車が満車で、一番遠野から近い所が北上駅でした・・・)一路遠野へ。
道の駅で一旦休憩した後、いざ遠野郷へ。

最初に訪れたのは『山口の水車』です。ここは萱葺き屋根の水車小屋で、かつて農産物の脱穀や製粉など地域共同の水車として使われていました。


『でんでら野』を観た後、一路『遠野ふるさと村』へ。岩手県の伝統的な家屋『曲屋』と呼ばれる建物が数多く展示されており、内部もくまなく見学する事が出来ます。


遠野ふるさと村を後にし、続いてはいよいよ『カッパ淵』へ。

ここには現在もカッパがいらっしゃる様で、この様にキュウリを餌にカッパを捕まえようとしています。
さて残念かな、カッパに遇う事が出来ず淵を後にし続いては荒神様』へ。

ここは、ポスターでお馴染みの場所ですね。祀神は『権現様(荒神様)』荒神様が夢に現れ「ここに住みたい!」と切望し、現在の地に御堂を建てて祀ったと言う伝承が残されています。
時間も残りわずかとなり次に『遠野郷八幡宮へ。


ここは、誉田別尊大国主神などを御祀神に置き、この遠野を見て来た神社である。
八幡宮・南部神社を後にし、次に『五百羅漢』へ。

ここは、天明の大飢饉による餓死者を供養するために、天明3年に大慈寺の義山が山中の自然石に500体の羅漢像を刻んだものと言われ、現在に至っています。ココは熊出没地帯である為、一斗缶を鳴らしながら山道を進みます。途中の自然石に刻まれた羅漢と苔が歴史を物語っています。

山道を下り『卯子酉神社』へ。恋愛には程遠い男には縁遠いのですが、まぁここは穏便に・・・

最後に『曲屋千葉家』を見学・・・時間で閉館していました。

ここは、現在でも住宅として使われていますが、斜面地に築かれた石垣上の平地にありここが南部曲屋の分布域南縁に位置している事から、国定文化財に指定されています。
さてココまで忙しく解説しましたが、これにて遠野紀行は終了となります。