安讃備紀行-11

どうも荒川鯉師です。
瀬戸大橋を渡橋した一行が向かうのは、「こんぴらさん」で有名な、金刀比羅宮を参拝します。若干、文字数が少ない気もしますが、それではどうぞ。

金刀比羅宮

讃岐平野を見下ろす象頭山琴平山)の中腹に鎮座し、「こんぴらさん」の名で親しまれている神社である。
創建年代は不明だが、1677(延宝五)年に編まれた「玉藻集」には「この山の鎮座巳に三千年に向づく」とある。
祀神はの大物主神八千矛神など多くの別名を持ち、国造りをはじめ農業殖産・漁業航海・医薬技芸など数々の事業を興したとされるい神。
古くから大物主神を祀って「琴平神社」と称し、平安時代には幅広い信仰を集めていた、中世、本地垂迹説の影響で「象頭山金光院松尾寺」俗に「金刀比羅大権現」と呼ばれていたが、明治元年神仏混淆の廃止で元の神社に復帰し、現在の「金刀比羅宮」と改称して現在に至っている。
「こんぴら参り」と記した袋に飼い主を記した木札、初穂料、食費などを入れ、犬に代参させる風習があった。代参の犬は、街道筋の人々に世話されながら大役を果たしたという。代参した犬を特に「こんぴら狗」と呼ばれた。
象の頭に似ている事から「象頭山」と言われる山は鬱蒼とした樹林に覆われ、その山腹を縫う様に参道と長い石段が続く。本殿まで785段を登り、たどり着く社殿は、1878(明治十一)年改築の大社関棟造りの檜皮葺で、相殿に祀られている崇徳天皇は1165(永万元年)の合祀である。
金刀比羅宮から奥宮に行くには、更に石段583段を登る必要があり、合計1368段を登る必要があるので、是非とも貸出杖(100円〜)が必要である。





※お知らせ※
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荒川鯉師