安讃備紀行-15

どうも荒川鯉師です。
さて本日は、2日目に赴いた広島県で体験した壮絶な物語の一部分です。
全ては事実であり、捻じ曲げ・誇張はしておりません。誇張したら世紀末のお話になってしまいます。
それでは、どうぞ。

広島市内の恐怖

私が広島お好み焼きに舌鼓を打った後、広島県庁に止めた車に乗り一路尾道市へ帰る途中それは起こった。なんと広島市内を走っているタクシーの暴走とも見て取れる行為に遭遇してしまったのである。ウインカー無しの進路変更は埼玉県でも良く見るが、びっくりしたのは、割り込み行為である。私はタクシー1台に対して割り込みを許したのだが、その後から無理な割り込みを連続で続けられ、合計5台ほど(最初のタクシーは除く)のタクシーに割り込まれてしまったのである。しかも3台目からに至っては、衝突ギリギリで割り込んで来る始末でした。
そして極めつけは、忘れもしない稲荷橋東詰信号所で停まろうとした時でした。なんと1台のタクシーが停止線に停まろうとした私の運転する車の前に割り込み停車して来ました。私の借りたレンタカーがもしプリクラッシュセーフティシステム(自動ブレーキシステム)非搭載の車であったら100%交通事故になっていました。しかもその直後、もう1台のタクシーが広島電鉄路面電車)の所から猛スピード現れ、大回り左折して去って行きました。
私はその瞬間「外モンは殺られる。」と察し、一緒にいた友人に「広島高速道に乗るまで喋りかけるな!」と言い、タクシーとの死闘を繰り広げながら帰還しました。
私がここで学んだ事は、
1)外モンは、なるべく早く広島市内から出て行く事。
2)レンタカーはタクシー運転手に下に見られる事。
3)夜の広島で、気を抜いたら重篤な災害に巻き込まれる事。
4)夜の広島市内をレンタカーで通る場合は、プリクラッシュセーフティシステム搭載車を選ぶ事。
5)旅行任意保険には入っておく事。
これらを学ぶ事が出来ました。
こんな生の体験は旅行ガイドブックにも、他のブログにも決して載せない事実です。しかし、広島市内には美味しいお好み焼きや負の文化遺産である原爆ドームを観る事が出来ます。私が体験した場所は広島電鉄の通る相生通りで、遭遇時間が20時と夜でしたので、なるべく18時までには広島市内を脱出する事をオススメします。
もしこれが普通と感じるなら、それは異常です。