農民蜂起

どうも鯉の子です。
今日は、ハロウィンと言うヨーロッパを起源とする民族行事が、今や全世界で行われていますが、元々どんな祭りだか知っていますか?そうです。『収穫感謝祭』です。
さてそんなお祭りムード一色ですが今日は、明治17年埼玉県秩父郡(現:秩父市)で農民が政府に対して起こした武装蜂起事件秩父事件の決起した日です。
そもそも秩父事件とは、自由民権思想に接していた自由党員らが中心となり、増税や借金に苦しむ農民とともに『困民党(秩父困民党。)』を組織した。蜂起の目的は、暴力行為を行わず、高利貸や役所の帳簿を滅失し、租税の軽減等につき政府に請願することであった。
しかし当時最先端であった電信によりいち早く蜂起とその規模を知った政府は、汽車等を利用して警察隊・憲兵隊等を送り込むが農民の決意は固く、苦戦したが最終的には東京の兵を送り鎮圧された。
と言うものですが、この本事件や秋田事件、福島事件、高田事件などの政府転覆論を目論む民権運動家にさらなる拍車がかかった。