追われる伝説と侵攻する動物

どうも鯉の子です。
私の住んでいる志木市には、2匹のマスコットキャラクターがいまして、今その2匹が激しい攻防をしている様に見えます。とりあえずマスコットキャラクターの紹介をしておきましょう。
まずは本来からいるキャラクター『カッピー』から。そもそもなぜにモチーフがカッパなのでしょうか?それは、志木市に伝わる数多くの河童伝説が元となっております。この話しはまた郷土史研究で。
続いては、今年の10月に突如出現したゴマフアザラシ志木あらちゃんです。私のブログでも散々紹介していますが(2011-10-122011-10-162011-10-172011-10-18)私の知らない内にカッピーを書いた人と同じ絵師さんに書いてもらったそうです。
さてここから大変汚い話しですが、志木あらちゃんは晴れて我々と同じ形式の住民票をいただいた訳ですが、そうすると国民の3大義務である納税の義務が発生しますが、果たしてきちんと納税しているのでしょうか?とある調査では、志木あらちゃんを取り上げた10月10日〜23日までの14日間でテレビが取り上げた番組数は102番組で、合計時間は7時間47分30秒に及び、これをCMスポット料金に換算するとその広告効果はなんと75億円にものぼるそうで、これを志木市の財政に充ててみると何と市税の他に依存財政と言われる財政(地方交付税・国からの補助金・県からの補助金・借金・依存財政)がありましてその合計がなんと『約75億円』(収入(歳入)の内訳・平成22年度一般会計より)であり、あらちゃん様のギャラと志木市の財政(市税)のみで賄われてしまう計算となりました。
と言う汚い話しは終わりを告げ、この2匹の共通点は、『水棲生物』と言う点。志木市には、東から荒川・新河岸川・柳瀬川と面積が小さい市(9.06km²)ながらも3つの1級河川が流れています。それなのでカッパやアザラシ、他にはカワセミやうなぎなど『水が綺麗な所にしか棲めない動植物』が多くいます。
『水と緑の平和都市』。最近では聞かなくなったこのスローガンが改めて納得できます。