火災原因

どうも鯉の子です。
1月17日、埼玉県さいたま市南区役所などが入居を予定している複合施設の建設現場で発生した火災を受け、事業主のUR都市再生機構と、施工会社の戸田建設が2月1日、さいたま市内で記者会見した。戸田建設の山下雅己建築工事統轄部長は火災原因について「溶接の火種が段ボールに燃え移った可能性が高い」との公表した。ビルの引き渡しは予定の4月13日からずれ込むみたいで、入居遅れによる損害賠償に向けてさいたま市とで協議するという。
戸田建設によると、火災が発生した1月17日午前8〜10時頃、第3次下請け会社の男性作業員が7階で配管の溶接作業をしていた。この際、約1.5m離れて積まれていた段ボールに火花が移り、配管を包む保温材へ引火した可能性が高いとみられる。戸田建設の山下氏は「安全対策が不十分だった。責任を感じている」と謝罪した。この火災では5階以上のフロアの一部延べ751㎡が燃え、4階以下でも消火活動による水漏れが確認されたという。
清水勇人市長は1日、「オープンの遅れなどさまざまな影響について今後も両者に責任ある対応を求めたい」とのコメントを発表した。
溶接をする際は、必ず電防対策と火防対策をする様に座学でも実技でも言われます。しかし人間の脳と言うものは忘れる様に出来ている為、どんなに重要な事でも正直忘れます。そうした事を防ぐ為にKYKが実施される訳ですが、そのKYKを無視したり怠ったりすると必ず今回のような(労働)災害が発生します。今一度KYKの重要性を確認する時だと思います。