津波警報の発表方法の変更

どうも鯉の子です。
気象庁は、1月31日に津波警報の発表基準等と情報文のあり方に関する検討会』を開きまして、今までの警報発表だと正しく伝わらない事が去年の東日本大震災で多く見られた為、発表方法の大幅改定を行ったそうです。
まず変わった点としては津波警報の第1報』です。いままでは、「大津波津波津波警報を発表しました。東北地方太平洋沿岸、北海道太平洋沿岸中部、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、これらの沿岸では、直ちに安全な場所へ避難してください。なお、これ以外に津波注意報を発表している沿岸があります」
でしたが、これからは大津波警報津波警報を発表しました。東北地方太平洋沿岸、北海道太平洋沿岸中部、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、東日本大震災クラスの津波が来襲します。
と言う風に、過去の大災害を例に挙げ(赤文字部分)発表するとの事。また他には「これらの沿岸では、直ちに安全な場所へ避難してください」
と言っていた所を「大きな津波が襲い甚大な被害が発生します。沿岸部や川沿いにいる人はただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。津波は繰り返し襲ってきます。観測値が小さくても、決して油断しないでください。」
と言った風に細かな避難場所を指示し津波は1回ではない事を強調しています。
他にも改定点が存在するので続きは『気象庁\津波警報の発表基準等と情報文のあり方に関する検討会(第3回)の概要について』をご覧下さい。


…上記警報発表箇所は、今回の会議文書を引用しています。