郷土史研究40
どうも荒川鯉師です。
通学路である酷道463号線から下に見える浅間神社には、富士塚があります。ここの浅間神社に関しては、最近サボりがちである郷土史研究で紹介されています。興味のある方は郷土史研究7(2011-03-02)をご覧下さい。
さてそんな富士塚にある問題が、それは富士塚のモルタル(現在調査中、現行ではモルタルと称する)施工である。
上記の写真は、往年の富士塚の写真である。江戸時代に造られた土盛りが富士塚であり、古くから続く富士信仰の象徴的存在でもあります。
これが今回提起したい問題である。土盛りした富士塚がモルタルで覆われ、往年の姿を消してしまった。なぜこの様な施工をしたのか、なぜ覆い工事を行ったのかは不明である。
さらに細かく見てみると、このモルタルは、左官工事で行う鏝でモルタルを均す『なめし』作業が行われておらず、まるで家屋の外壁の様にザラザラである。なお家屋のザラザラは、吹きつけモルタルと言われる工法である。
なぜこの様な姿に変貌してしまったのか、今後調査が必要である。