出雲御国紀行8

どうも荒川鯉師です。
さて、ついに最終日を向えてしまった訳ですが、この紀行シリーズはもうちょっと長く行いますので、宜しくお願い致します。
それでは、松江市内を旅しますが1日目に行ってしまった松江城以外を回ります。と言う訳で『朝の宍道湖小泉八雲旧宅(美術館)』を見て帰宅します。それではどうぞ。

宍道湖

島根県松江市出雲市にまたがる湖である。これは湖沼水質保全特別措置法指定湖沼でもある。面積は日本国内で7番目、島根県内では鳥取県境に位置する中海に次ぎ、2番目に大きな湖である。形状は東西に長い長方形。東西約17km、南北約6km、周囲長47km。湖の面積の約5割が水深5m以上であり、湖底はほぼ水平となっている。底質は沿岸部の100〜200mが砂や砂質泥、それ以外は大部分が泥である。透明度は1.0mと悪く富栄養化が進んでいる。湖内に位置する島は、嫁ヶ島だけである。流入河川は、最大流量を誇る斐伊川など宍道湖の北、西、南から20数河川に及ぶが、主な流出河川は東端に位置し、中海へ流れる大橋川である。一級水系斐伊川の本流の一部である。
宍道湖は湖内の漁獲量の約9割を占めるシジミ漁で有名である。シジミの種類はヤマトシジミ。全国のシジミ漁獲量1万9295トン中、約39%の7500トンが宍道湖による。このほか、汽水湖のために魚種も豊富で、スズキ、ヨシエビ、ウナギ、ワカサギ、シジミ、コイ、シラウオ宍道湖七珍と呼ばれている。


小泉八雲旧宅(美術館)

ここは、ハーンの居間や書斎、セツ夫人の部屋などをぐるっと取り囲む庭を見る事が出来ます。ハーンはこの屋敷全てを借りてすんでいましたが、公開は一部となっております。
この屋敷では、住宅構造を見るだけではなく、ハーン自身になって作品「知られぬ日本の面影」の舞台となった庭を見る事が出来ます。数多くの著名人旧居はたくさん残されていますが、住居に付随する庭が重要な作品の対象になっている例は他にはありません。
ハーンが気に入っていたこの庭は、1868(明治元)年に根岸小石によって造られた枯山水鑑賞式庭園様式となっております。