安讃備紀行16

どうも荒川鯉師です。
8月に行った旅行がまさか10月まで延びるとは思わず、最早訳のわからないブログになっていますが、そこは置いといて、進めて参ります。
と言う訳で今回紹介する場所は愛媛県大三島に鎮座されます『井田八幡神社を紹介致します。それではどうぞ。

井田八幡神社

井田八幡神社は、愛媛県今治市上浦町に位置し、主祭神誉田別命姫大神田心姫命湍津姫命を祀る。
当社の由緒や勧進の年月日の記録が無く、不詳である。社殿造殿についても詳しい記録は残っておらず、唯一の記録として、屋根裏に残される棟札に元禄九年(1696年)の記録がある。
戦国時代以降には「八和田八幡宮と称されていたと言われ、1870(明治3)年に村社に列された時に、鎮座地の地名をとって「井田八幡大神と改称された。その後、いつの頃からか「井田八幡神社と改称され、現在に至っている。
本殿の建築様式は「流造」と言う神社本殿建築様式で、銅板葺です。この本殿様式は日本全国で多く見られます。千木は伊勢系神社を除く全ての神社に共通する「置千木」方式であった。鰹木は五本見られ、拝殿は入母屋造りの瓦葺造りである。
拝殿のとある所に人魚の彫刻がありますが、西洋の所謂「マーメイド」を想像する方は、残念ですがそれは「女性」ではございません。
この大三島に鎮座する各神社の一致的特徴として『参道が階段』と言うのが挙げられる。これは「格式の高さ」「穢れを落とす」と言う役目があると考えているが、実際に歩いていると、神様に近づいて行くと言う考えになり、何か特別な気持ちにさせてくれます。また別の考えとして津波の最到達部」とも言えます。実際に岩手県陸前高田市のボランティアに参加した際、遡上津波が到達した部分に点在していたのは、神社の鳥居であった事が最近知られています。そして最終的に考えたのは「古代出雲大社と言う考えに至ったのは、極論でしょうか?