安讃備紀行(番外編2)

どうも荒川鯉師です。
さて、あと数カ月ちょっとで去年の話になってしまいます。時が流れると言うのは大変早いモノです。来年の話をすると、鬼が笑うと言いますが、去年の話をすると誰が笑うのでしょうか?
まぁそんなこんなで、参りましょう。今回は、尾道市の対岸の島である向島の住民の足として活躍する『渡船』を紹介します。
尾道市発着の渡船は私の知る限り尾道駅前渡船』『福本渡船』『尾道渡船』の3渡船です。向島住民の通勤通学の足として、観光客の連絡船としても活躍している。
料金は、尾道駅前渡船で大人100円、小児50円。福本渡船で大人60円、小児30円。尾道渡船で大人100円、小児50円となっている。
自転車が旅客運賃の他に別途必要とあるが、何と10円である。これは安い。しかも、原動機付自転車も同額の10円(一部渡船で20円)である。原チャはもうちょっと貰ってもいいんじゃないか?また、自動車も最大380円と、非常にリーズナブル。通勤・通学の足がかりとしての機能が大きい事が伺える。
やはり瀬戸内海は、船の航行が多い場所でもある為、タンカーがくぐれる程の大きい橋が場所によって必要となる。しかしそれでは予算が大きく跳ね上がり、有料道路にしなくてはならない事が多い。そこで、古くからある『渡船』の機能性を生かし、現在でも現役として活躍しているのである。
運行時間等に関しては、尾道市港湾振興課をご覧下さい。