静岡浅間神社巡拝紀行1

どうも荒川鯉師です。
ずいぶんと間が空いてしまいましたが、不定期掲載のブログなのでどうぞお許しを。
さて、去る4月9日に(不自然な)休みが入ったため、霊峰富士山を拝する神社である浅間大社・神社を回ろうと計画し巡拝したのでした。
そんなこんなで紹介したいと思いますのでどうぞ。

富士山本宮浅間大社


主祀神に木花之佐久夜毘売命相殿神瓊々杵尊大山祇神を祀る。
社殿の造りは浅間造と言われ、社殿の上にさらに別の社殿がある二重構造の建築様式であり、数多くある神社建築としては特殊な形式である。
古来より富士山は神の鎮まる山として、多くの信仰を集め現代に至っている。社伝によると第七代孝霊天皇の時代(孝霊天皇五年)に富士山が噴火し国中が荒廃したため、第十一代垂仁天皇三年(紀元前27世紀)浅間大神を山足の地にお祀りし、富士山の山霊を鎮めた。
第十二代景行天皇四十(110)年に日本武尊浅間大神を山宮(現在の山宮浅間神社)に遷し、壮大な社殿を営んだ。

大宮の地は富士山の湧き水が豊富に流れ込む地であり、富士山の噴火を鎮める水徳の神を祀る場所に最も適していた。
全国に1300社以上ある浅間神社総本宮であり、富士山に対する日本人の信仰の厚さが伺える。その信仰は鎌倉時代に修験者が修行の一環として登山した「富士行」が創始されたのが始まりとされ、その後一般信者も登山出来る様になり、また食行身禄と言う行者が烏帽子岩で断食を行い、後に入定した事で富士登山は江戸時代にピークを迎え、特に江戸では富士講と呼ばれる講が爆発的流行を見せた。

奥宮が鎮座する富士山頂から八合目までは奥宮の境内であり、決して他の侵害を受けてはならない。この事実は財務省東海財務局の最高判決により決定されている事を皆様にも知ってもらいたい。

※出典※

  1. 富士山本宮浅間大社紹介パンフレット
  2. 神社辞典(成美堂出版 2013.1.1)

上記の出典・引用より加筆・修正しております。

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荒川鯉師