昔こんな事がありました

どうも鯉の子です。
今日、部屋の掃除をしていたら妙に膨らんだポチ袋があったので「まさかお年玉ではないだろぅ〜」と思いつつだして見るとなんとminiSDが出て来ました。今ではmicroSDなだけにとても大きく感じました。さてその中に入ってデータは、2005年〜2007年に撮られた写真が多く出てきました。その中には、志木市朝霞市を巻き込んだ珍事の写真があり、今回は当時の記事を元に紹介しましょう。まぁこれは郷土史研究って言えば…違いますね。

暴走イノシシ出没 市職員ら奮闘も逃げ切られる/朝霞 2006年12月2日(土)掲載

朝霞市朝志ケ丘一丁目の市街地に一日、体長約一・三メートルのイノシシ一頭が出没した。志木駅北朝霞駅に程近い、車が往来する道路を信号を無視して約七百メートル突進するなどの奔放ぶり。同市職員や朝霞署員ら三十人以上が捕獲を試みたが、イノシシは約二キロ東方の同市上内間木の竹やぶに隠れ、午後三時五十分、捕獲作業は打ち切られた。
 市民から通報があったのは午前九時前。同署からパトカー三台と署員十五人、同市役所から職員十六人らが出動し、東武東上線の線路沿いにある幅二十メートル、奥行き四十メートルほどの草原に追い込んだ。県動物指導センターから麻酔銃が届き、朝霞猟友会からも散弾銃を手にした会員らが駆け付けた。午後一時すぎ、草原の出口をふさいで同署員らが音を立てながら三メートルほどの近距離まで追い込んだが、イノシシはすき間をかいくぐって逃げ出し、街中を駆け巡った。
 追い掛けていたイノシシが急にUターンし、職員が慌てて身をかわす場面も。防災無線で市民に注意を促したが、同市職員は「イノシシが逃げた道路沿いには朝霞第七小学校があった。一時間遅かったら下校時の児童と出くわしてもおかしくなかった」と心配した。
 イノシシは新河岸川を泳いで横断し、竹やぶの中へ。同猟友会の橋本克己会長(65)は「目前でイノシシを見たが、まず麻酔銃で様子を見る手はずだったので実弾は撃てなかった。凶暴で危険」と注意を呼び掛けた。
 逃げ隠れた上内間木周辺では野菜が食い荒らされたとの情報が寄せられているほか、十一月以降、新座、和光市などでもイノシシ情報が寄せられている。

埼玉新聞

                                    • -

この話しには続きがありまして、実はイノシシは2頭いたそうで、秋ヶ瀬橋下に暫くいた後荒川で釣りをしていたヘラ師に突進、ヘラ師はギリギリ交わしたがイノシシはそのまま荒川を泳ぎ、さいたま市側に逃走したそうです。
以下の写真は、当時の読売新聞と秋ヶ瀬橋下に残っていたイノシシの足跡です。いやいや志木市は田舎だのぉ〜。