所沢聖地霊園断層か!?

どうも荒川鯉師です。
去る2013年2月12日午前4時09分頃、埼玉県南部深さ50kmを震源とするM2.9の地震が発生。東京都多摩東部で震度1の揺れを観測しました。
この地震が発生した時、私はとっさに「もしかしたら所沢聖地霊園断層か?」と思いました。そもそも所沢聖地霊園断層は、埼玉県にある活断層の一つであり活断層評価はC評価( 0.01〜0.1m/1000年)と比較的小さいのが特徴的である。また、この地域で発生した地震として、1649(慶安2)年7月30日に武蔵・下野M7.0(誤差±1/4)の地震武蔵・下野の地震)であり、特に商業で栄えていた川越を中心に被害が出ている。当時の資料によると、圧死者多数であり、町屋の700軒ばかりが大破した記録が残っているが、果たしてこの断層によるものなのかは不明である。
図を見てもらうと分かるのだが、今回の震央はその所沢聖地霊園に程近い所で発生しているのが見て取れる。残念な事に、何処に断層が走っているのか調べる事が出来なかったが、今回の地震はこの所沢聖地霊園断層地震と考えて良いだろう。

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参考資料