埼玉県が警戒すべき内陸地震-1

どうも荒川鯉師です。
2013年2月25日に発生した栃木県北部地震(仮称)は後の調査で東日本大震災(以下3.11と表記)の余震である事が分かったが、この実例によって埼玉県内の活断層が動くXデーが近づいているのではないかと私的ながら考える様になった。
さてここで埼玉県内の要注意断層を見てみよう。

  • 立川断層:この断層については2011-11-01『立川断層地震をご覧下さい。
  • 綾瀬川断層:下図�に示されている断層である。大宮台地北東部の桶川市加納地区から旧大宮市深作地区に存在する活断層であり、首都圏に近接している活断層である事から、首都圏防災にとって重要であった。しかし、1996(平成7)年に埼玉県が調査をしたところ、断層の活動度は低い事が明らかになり、過去にも大きな地震を起こした記録も無い為、危険度は比較的低いと言われていたが、3.11によって今まで押されていた断層が、震災後は沖に引き戻されていると言う。そう言った地殻変動が起きており、今まで年に2〜3回程度だった埼玉県南部を震源とする地震が3.11以降、2011年が7回、2012年が11回、2013年3月1日現在では4回も発生している事からも、今まで危険度の低い断層にも警戒を強めるべきなのである。(下部図表1参照)

3.11が発生した事により、今まで静止していた断層帯が大きく動き出す時代に突入したのである。

  • 関東平野北西部縁断層帯この記述については、次回のブログで紹介致します。




図表1