気になる堤防高さの違い

どうも荒川鯉師です。
これを不思議に思うのは私だけでしょうか?それでは問題の写真をご覧ください。

ここは酷道463号線羽根倉橋西信号所の所である。当初は道路のGLと堤防は同じ高さであったが、近年激しさを増す洪水から市民を守る為に『首都圏氾濫区域堤防強化対策』と銘を打ち、まずは志木市側の堤防を嵩上げし(写真左)、次いで富士見市側の堤防を嵩上げ(写真右)にした。ところが酷道463号線の部分は堤防を嵩上げにしないで工事が終了してしまったのである。これではせっかく造った堤防がここから高水によって洗掘され明治43年以来…それ以上の大規模水害が発生してしまう。確かに宗岡地区の対岸には荒川第一調節池、通称彩湖の越流堤があるが、それでもこの堤防高の差には疑問を呈したい。
最後に、昭和時代後期の住民運動家、室原知幸氏の言葉を引用し終わりたいと思う。
『公共事業というものは、法にかない、理にかない、情けにかなうものでなければならない。』